夏休みとログハウスと親父(31)

夏休みとログハウスと親父

小さい頃、夏に2、3時間かけて山の中に車で入っていき、

ログハウスによく泊まっていた。

家族5人の時がほとんどだった。

ログハウスに着くまでの車の中では、レンタルビデオ屋で借りたDVDを見ていた。

目的地に着いた。

大自然の中では全てが生命力に満ちている。

親父は毎回、「マイナスイオンがすごいのぉ」と言って嬉しそうだった。

確かにマイナスイオンらしき爽やかな匂いがした。胸をいっぱいに満たしたくなるような、清潔な空気だった。

荷物をログハウスに降ろした後、テニス場に行ってみんなでテニスを楽しんだ。

汗をかいた後に、ほとんど自分たちしかいない屋内プールに行くのがお決まり。

更衣室からプールまでがやたらと長いのだが、その間にワクワクしてくるから、その通路が大好きだった。

塩素の匂いにワクワクした。

自分たちしかいないから、思う存分泳いだ。

ビート板を水上に並べて、その上をどこまで走っていけるか、みたいなこともやってはしゃぎまくった。

水しぶきをバシャバシャあげて、泳いで、笑って…..。

親父はこっちを見ながらとても幸せそうな表情をして、ずっと平泳ぎをしていた。

あんな笑顔、最近見てないな。

帰ったらバーベキューの準備に取り掛かる。

普段は全然手伝わない3人も、この時は喜んで手伝った。

僕の役目はいつも、紙の皿やコップを並べたり、ジュースをついだりすることだった。

バーベキューはまあまあ美味しかったけれど、

僕はたいてい、夕焼けの鮮やかなオレンジに染まる、大自然とログハウスの美しさに見とれていた。

ひぐらしが鳴き、山奥の冷気で体がひやっとするのも大好きだった。

何より、家族がみんないて、みんなが楽しんでいたのが最高だった。

夕食の後は木でできた風呂に入り、

お菓子を食べながらトランプや人生ゲームをした。

そんな一つ一つのことを親父とおかんが、

自分たち三人の笑顔を思い浮かべながら考えてくれていたのかと思うと、

感謝と涙がこみ上げてくる。

夜9時くらいになると、虫取りに行った。

ターゲットはカブトムシかクワガタムシ。

メスはツノが短くて面白くないから、オスが重宝される。

歩いて蛍光灯の近くにいき、足元を探す。

見たこともないような生き物が見つかって、おかんが悲鳴をあげ、親父が爆笑する。

蛾がたくさん羽ばたいているし、一度親父がカメムシを踏んでしまったことがあり、足をビニール袋で包んで車に乗っていたことがある。

自動販売機の近くには結構カブトムシもクワガタムシもいるが、

たいていこんな低い場所で見つかるのはメスだ。

子供達はみんな自分が一番先にオスを見つけようとする。

親父は誰よりも張り切っていて、車の上に上がって、カブトムシを捕まえたこともある。

おかんもこの時は「うわ〜、かっこいいやん」とか言って目を輝かせていた。

家に帰ってみんなクタクタになっていて、またシャワーを浴びてそれぞれのベッドに寝る。

ログハウスの中は木の良い匂いでいっぱいで、それだけですごくリラックスできる。

さらに寝室では大きなエアコンをつけて、涼しくして気持ちよく寝る。

一年のうちで、一番爆睡できる日だった。

僕はいつもみんなより少し早く起きて、外を散歩しに言った。

大自然の朝はとても静かで、耳を澄ませるとかすかに鳥の鳴き声が聞こえる。

そして冷気がすごく心地よかった。朝日の輝きも、ここでしか見られない爽やかな輝きがあった。

ログハウスに戻り昨日とったムシを眺めたりしていると、みんなが起きてくる。

親父はその自分を見てすごく嬉しそうだ。

僕は少し恥ずかしくなるが、親父を喜ばせることができて嬉しくもあった。

みんな起きると揃ってサンドイッチを食べ、みんなで虫かごを見て「こいつかっこいいね」とか言っていた。

もう帰るというとき、本当に寂しくなって、ブルーな気分になるほどだった。

日常に戻りたくない。

親父のあの笑顔が見れなくなるんだ。

自分の存在が、親父を喜ばせるものでありたい。

だけど、普段の生活ではそうではない。

どれだけ勉強を頑張っても、どれだけ機嫌を取っても、

親父は仕事帰りには人が変わっている。

そして、それに感応しておかんも人が変わったように不機嫌になってしまう。

そんな日常に戻ることが、何よりも悲しかった。

親父を喜ばせたい。

親父の何かが破裂したような大笑いを聞いていたい。

親父が満足そうにニコニコしている顔を見ていたい。

それが、日常に戻るとできなくなるんだ。

そう思うと、僕はまた無力になってしまうのだった。

ブラインドタッチ練習

今日から、この言葉を打ちます。

  1. FだJださあ来いさあ来い(FDAJDASAAKOISAAKOI)
  2. ファジイで粋で最高だ(FAJIIDEIKIDESAIKOUDA)
  3. ここはどこわたしはだれ(KOKOHADOKOWATASIHADARE)
  4. 奥の細道ぼくの近道(OKUNOHOSOMITIBOKUNOTIKAMITI)

ブラインドタッチ ことば で調べると一番先に出てきた言葉です。

覚えるの大変なんで、一日に一単語にします。

10回ずつ行きます。

  1. FだJださあ来いさあ来い
  2. FだJださあ来いさあ来い
  3. FだJださあ来いさあ来い
  4. FだJださあ来いさあ来い
  5. FだJださあ来いさあ来い
  6. FだJださあ来いさあ来い
  7. FだJださあ来いさあ来い
  8. FだJださあ来いさあ来い
  9. FだJださあ来いさあ来い
  10. FだJださあ来いさあ来い

早いのでしょうか、遅いのでしょうか。

でもこの言葉、さあ来いさあ来いのところが微妙に難しくて良い練習になりますね。

FだJだのところも、左でSHIFTを押すのか右でSHIFTを押すのか、っていう難しさがあっていいですね。


デイリーページ

  1. 楽しい夢を見れて嬉しかった。
  2. バイトが決まったので、心安らかに過ごせて感謝した。
  3. ゆっくり過ごせてよかった

  1. 夢を見ると頭の中がスッキリとする。
  2. バイトで何かスキルを得たい。
  3. ゆっくり過ごすと夢を見ることが多い。

  1. 確かな道筋を想像しながら進みたい。
  2. 最高に楽しく過ごしたい
  3. 自分らしくあり続けたい

  1. 自分の目的地を設定して、逆算して今何をどのくらいすればいいのか、考える。
  2. 自分のために笑顔を作る
  3. 運動をして状態を上げる

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