6:57頃、北朝鮮が日本の東北地方の方向に向けてミサイルを発射した模様。Jアラートが発令された。
これに対し、安倍首相は『度重なる暴挙は断じて許されるものではない。これ以上挑発行為を続けるならば、北朝鮮に明るい未来はない』と述べた。
7:06頃北海道地方から太平洋へ通過。ミサイルの破壊措置の実施はなかった。ミサイルの落下物、煙に対する恐れが懸念される。
先月29日も同じ地域から弾道ミサイルを発射している。この時は火星12型であったが、今回も12型であると考えられる。そうだとすれば、これはグアムへの『既に射程圏内にある』というメッセージなのかもしれない。
7:15北海道庁では危機対策課を中心に、情報収集を急いでいる。これまでのところ被害や落下物はない。
7:16頃、襟裳岬の役2000km東に着水。
『四つの日本列島を沈める』と言っていた北朝鮮だが、今回狙ったのはアメリカであると予想されている。、
7:22海上保安庁によると、航行警報を出したが、今のところ被害の報告は受けていない。
外遊中の安倍総理は午前9時頃に羽田空港に到着する予定。
7:26菅官房長官、河野外務大臣、小野寺防衛大臣が官邸へ入った。
中国と朝鮮の国境ではこれといった騒ぎはなく、静まり返っている。
韓国軍は現在ミサイルの種類、飛距離を調べている。韓国軍は北朝鮮のミサイル発射と同時に、ヒョンム2の発射訓練を日本海に向けて行った。韓国政府は事前に知っていた。
菅官房長官『本弾道ミサイルは7:04頃から7:06頃に我が国を通過。落下物は確認されてない。航空機や船舶の被害情報もない。安倍総理は情報収集に全力をあげ、国民にたいする迅速な情報提供を指示した。速やかにJアラートやMネットにより、国民への警報を行った。繰り返される度を越した挑発行為は容認出来ない。北朝鮮に対し厳重に警告を行った。米国及び、韓国と連携して万全を尽くす。』
韓国軍によると、今回発射したミサイルは最高高度770km、飛距離は3700kmであった。日本列島を通過する時には宇宙ステーションよりも上にあったと考えられる。韓国メディアによると今回のミサイルは火星12型と見られるようだ。
グアムは北朝鮮から南に3400kmの位置にあることを考えると、今回のミサイル発射はグアムに対する予行だったと考えられる
国交省は航空機に対し、注意するよう呼びかけた。
日本航空、全日空は、今日の便に影響はないことを伝えた。
ニューヨーク・タイムズでは、北朝鮮のミサイル発射の回数があまりに多く、さらに日本列島を2度も通過させていて、テストとはいえもう見逃すことは出来ないと報じる。
ミサイルの発射時点では発射角度がほぼ垂直に近く、角度がわかりづらいため弾着エリアが広い。結果的に東日本一帯でJアラートを発信した。