クリスマスにデート。とてもお気に入りの相手をデートに、それもクリスマスというとても大切な日に誘うことができたあなた。
まずはおめでとうございます。幸せはすぐそこです。
しかし意外にそこからの道のりは険しいのかもしれません。
もうすでにお悩みのかたもいることでしょう。
『会話が弾まなかったらどうしよう。』
と。
どんなに好みのタイプであっても、気が合わないと感じてしまうとなんとなくもう会いたくないな…と感じてしまうもの。
そこでクリスマスにどんなことを話したら良いのか?どんな風に、何を念頭に置いておけば良いのか?などについて書いていこうと思います。
今回参考にしたのは『スゴイ!話し方』と言う本です。
この本は会話を通して他人とどうやって信頼関係を築いていくか、ということを具体例を紹介しながら紐解いていく本。
さりげなく人を動かすスゴイ!話し方 [ 山崎拓巳 ]
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スゴイ!話し方の本質
『他人とのコミュニケーションを題材に、人間性を磨いていくための自己啓発本』
これ一冊で他人の反応や自分自身の反応と向き合いながらの生きた教訓を得ることができる。
スゴイ!話し方のキーワード
この本の本質は、
『向上心、好奇心、リスペクト、利他の心、ギブ&ギブの精神』
人が豊かな人生を歩んでいくために必要なことを学べる本になっています。
スゴイ!話し方の具体例
ここではクリスマスデートで実践的に使える具体例について、『スゴイ!話し方』を参考にして僕が考えたことを書いていきます。
ファーストインプレッション
まずあなたは待ち合わせ場所で相手に会いました。その時相手は、『自分の価値観を認めて欲しい』と考えていることを念頭に置いておきましょう。なんと言ってもクリスマスですから、ファッションには気を使っているしそこに気が付いて欲しいと思っているはずです。少なくとも普段よりは。
そこでまずは相手のどこが普段と違うのかにフォーカスします。例えば服装、髪型、ネイル、アクセサリーなどにこちらから気が付いて、それを褒める。『髪型変えたんだ』『そのネックレス可愛いね』などとあまり構えずに言うのがポイント。
あまり知り合ってから長くない人であれば、そうした会話から相手の好きなもの、好きなブランド、趣味、仕事、状況、家族環境や友達環境などに話を広げてみるのが良いでしょう。そして自分との共通のものを見つけることができればグッと心の距離が縮まります。
知り合ってから長い場合、お互いの情報はそれなりにわかっているはずなので近況などについてまずはテンションを抑えながら話します。そして仕事あるある、家族あるある、血液型あるあるなどの軽い話題に移行します。
話し方のポイント
話す時は力を少し抜いて全力の7割くらいにしておきましょう。謎の部分を残しておいて、あとでその人の頭の中で会話が整っていくくらいの方が物語が進行し続けるので、継続した付き合いになりやすいのです。
また基本的に女の人は共感と同意を求めていて、男の人は承認と賞賛を求めていることを念頭に置いておきましょう。ですから男の人はパートナーの話に解決策を提示する必要はなく、話を聞いて共感、同意するといいし、女の人はパートナーの話には基本的に否定したりするのではなく、褒めたり認めてあげたりすればいいということになります。
相手の話が一通り終わったら、ちょこっと自分の話をしましょう。目玉で笑って、目玉に力を入れるイメージで話すと良いかもしれません。人は話す内容よりも、話す相手の態度や表情を見ているからです。そして吐き出す息の量や喉のどこから発するかなど、声色を工夫してみましょう。往々にして人は言葉以外からその人の情報を敏感に感じ取るものなのですね。
雰囲気イケメンになる方法
雰囲気をよくするために、まず『肩透かし』から始めると効果的です。どういうことかと言うと、例えば『昨日ね、ラーメンを食べたんだけど、すごく美味しかったんだよね。○○にあるお店なんだけど、スープが独特でうまくて…あ、ラーメン好き?』『最近の野球は面白いね。あの選手がまさかメジャーにいくとは。そういえばスポーツやってたの?』などのように、聞きたいことから少し離れたところから切り出すようにします。
そうすることで自然な会話の流れを作りだすことができ、力を抜いて会話することができるようになるからです。
自分のエピソードを語るには
自分のエピソードを話す際には、擬態語や擬音語をふんだんに使って自分の頭の中を実況中継するように話します。
『この前会社で飲み会があって…飲み始めはふわふわした良い気持ちだったんだけど、飲みすぎちゃって上司に失礼があったみたいで笑。それをあとで同僚から聞いて、恥ずかしくなって顔が火照って熱くなっちゃった。穴があったら入りたいよ。』『フクロウカフェって楽しいんだよ!可愛いな〜って思ってフクロウみてたら、そのフクロウが……フーっと飛び上がってこっちに近づいてきて、スッ、と僕の肩にとまったんだ。近くから見たら目がクリクリしてて、エメラルドグリーンの瞳がキラキラキラキラ……もう……すっごく綺麗だったんだ!』
このように、間の取り方を工夫してみると思いが伝わるし情景も想像しやすいので良いかもしれません。
心の距離が縮まってきたら
時間がある程度経ってお互いに心を開き始めたら、相手が深い話をしてくれるようになるかもしれません。そこが好感度をあげるチャンスです。相手が一番興味があるのは相手自身であるということを念頭に置いて、相手が自分自身にポジティブなイメージを持てるように先導してあげましょう。
『へえ〜、そうやって苦労したことがあるから、今のあなたがそんなに素敵なのかもしれないね。その時学んだ最大の法則はなに?』『そんなことに不安を感じてるんだね。その不安を解決するには何をすればいいんだろうなぁ…たとえば君は何をすればいいと思う?』『そんなことにチャレンジしてるんだね。それにはどんな意味があるの?誰の喜ぶ顔が見たいの?』
このように、相手が自分の心と深く向き合うことがその人の人生にとって最高に良いことだと信じてコーチングしましょう。そうすれば、『この人は自分にとってなくてはならない存在かも』と思わせることができるかもしれません。
スゴイ!話し方まとめ
この本は人生を変える力のある本だと思いました。
今回はクリスマスデートに使える部分のみをご紹介いたしましたが、この本ではスゴイ人とつながる方法、後輩から支持される方法、話に引き込む方法、話す技術を磨くテクニックなどについても書かれています。
読んでいると筆者の人生経験が色濃く反映されている文章であることが感じられてきて、表面上の文章ではないことがわかります。
ぜひ読んで見てください。
さりげなく人を動かすスゴイ!話し方 [ 山崎拓巳 ]
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